宮尾　計量一発パス、Ｖ２へ強気「私が勝つのは変わらない」

計量を終えポーズをとるＷＢＡ女子世界ライトミニマム級チャンピオンの宮尾綾香（右）と挑戦者の安藤麻里

ＷＢＡ世界女子ライトミニマム級タイトルマッチ 宮尾綾香―安藤麻里

（6月24日 後楽園ホール）
　ＷＢＡ女子ライトミニマム級タイトルマッチの調印式と前日計量が２３日、都内で行われた。２度目の防衛戦となる王者・宮尾は調印式には約１０分、遅刻したものの、計量では４５・０キロで一発パス。

　会見では「（安藤とは）立場は逆になったが、私が勝つのは変わらない」と防衛に強気な姿勢を見せた。挑戦者で前王者の安藤から「逃げるボクシング」と挑発されても「私にしかできないボクシングをする。相手が逃げだと思っても勝てば王者ですから」と冷静に受け止めていた。安藤は頭を銀色に染めて、ヒョウ柄にする気合の入れようで「きっちりと仕留めます」と意気込んだ。