和毅も6回KO 初世界戦へ「いつでも誰でもどの階級でも」
亀田家「ダブル世界前哨戦」ノンタイトル10回戦 亀田和毅 KO ノルディー・マナカネ
(3月9日 横浜文化体育館)
和毅は6回、右ボディー―左ボディーのコンビネーションで相手を後退させ、左ボディーでとどめをさしてKO勝ちした。序盤から速いジャブで興毅への挑戦経験があるマナカネを圧倒。「展開をつくって、いい感じで仕留められた」と喜んだ。
昨夏からの体幹トレに加え「体の使い方が分かってきた。進化したのが分かる」と手応えを感じている。世界初挑戦に向け「いつでも、誰でも、どの階級でも」と強い意欲を見せるが、日本プロボクシング協会が定めた世界挑戦資格の内規が立ちはだかる。
日本、東洋太平洋王者経験者などの内規の中で和毅が当てはまるのは、海外での挑戦のみ。「世界3位(経験者)が日本王者より下って、納得できへん。ルールがおかしい」。前哨戦と銘打ったが、曲折がありそうだ。
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