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“ツヨカワ”王者・宮尾 判定初防衛 秋田屋との打ち合い制す

[ 2013年2月27日 06:00 ]

秋田屋(右)に左フックをヒットさせる宮尾

プロボクシング WBA世界女子ライトミニマム級タイトルマッチ10回戦 王者・宮尾綾香 判定 秋田屋まさえ(王者は初防衛)

(2月26日 後楽園ホール)
 王者・宮尾が最大7点差をつける3―0の判定で秋田屋を下し、初防衛に成功した。

 ジャブで先手を握ったが、4回に相手の頭を顎で受けるバッティングでダウン。何とか立ち上がるとグローブで太腿を何度も叩き奮い立たせ6回には右ボディーでダウンを奪った。10回には、足を止めた壮絶な打ち合いにもひるまず昨年2月に判定勝ちしている秋田屋との再戦を制した。

 ベルトを守っても笑顔のない王者は「女子ボクシングはこんなもんじゃないです。まだ強い選手もいるし、それ以上の選手になりたい」と宣言。強さを求めるツヨカワの宮尾が次なるステージへと突き“進む”。

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2013年2月27日のニュース