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村田が期日前投票「何かを変えたいと思うなら参加を」

[ 2012年12月7日 06:00 ]

期日前投票をした村田諒太はAKBのパネルとともにポーズ

 ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストの村田諒太(26=東洋大職)が6日午後、東京・板橋区役所を訪問。東京都知事選挙と衆議院選挙(16日投開票)の期日前投票を行った。

 スーツ姿の村田はやや緊張した面持ちで登場した。入り口で「よろしくお願いします」と係員に投票用紙を渡し、住所など記載事項を確認。「村田諒太さんですね」と問われると「はい」と返事。「ニュースやインターネットで発言を読んだ」と候補者と政党を絞り込み、カメラのフラッシュを浴びながら投票箱に用紙を入れた。

 五輪後はイベント出演など多忙な日々を送り、16日も仕事のため投票所に出向く余裕はない。「期日前投票は初めて。こんなにバタバタする人生じゃなかったので、ちゃんと期日に行けると思っていた」と苦笑いだったが「投票は都民の役目として重要なこと。文句を言うだけでなく、何かを変えたいと思うなら参加することが大事。ボクらが政治にタッチできるのは投票しかないので」と呼びかけた。東京都が目指す2020年五輪招致にも賛同し、各地でPR活動中。「自分は東京都に住み、東京都が好き。五輪招致成功に向け、引き続きやってくれる人」と新都知事への期待も口にした。

 本職のボクシングでは、出場を予定していた全日本社会人選手権(20~24日、山形市総合SC)は欠場する。「今年やり残したこと」を問われると「嫁とも散々ケンカしたのでやり残したことはないかな。あとは忘年会をするくらい。ボクシングに関わっていきたいので、来年は今年以上に重要になると思う」と話した。

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2012年12月7日のニュース