×

2020年夏季五輪決定300日前イベント 村田がアピール

[ 2012年11月11日 22:53 ]

 2020年夏季五輪の東京招致委員会は開催都市決定まで300日となった11日、東京都内で記念イベントを開いた。ロンドン五輪のボクシング男子ミドル級金メダリストの村田諒太選手(東洋大職)が「国民が一つになって盛り上がれる。元気のない日本に、スポーツの力がいい影響を与える」と招致の意義をアピールした。

 招致委は17日までの1週間を「300日前記念週間」と銘打ち、様々なイベントを企画。この日のオープニングセレモニーは東急東横線の渋谷駅で行われ、招致エンブレムをあしらった特別列車がお披露目された。

 10月に招致委が独自に行った調査では開催支持率が67%。8月の調査(同66%)からほぼ横ばいで、イベントを通じて招致の機運を高めたい考えだ。村田選手は「東京がほかに負けているのは支持率だけ」と強調。招致委戦略広報部の西村亮副部長は「いろいろな手段を使い、幅広い層に訴えていきたい」と話した。

続きを表示

2012年11月11日のニュース