ナルバエス　急死の父の勝利届けられず…「厳しい試合」

ＷＢＣ世界フライ級タイトルマッチ 五十嵐俊幸（判定）ネストール・ナルバエス

（11月3日 ゼビオアリーナ仙台）
　五十嵐に判定負けしたナルバエスは「厳しい試合だった。採点通りの結果だと思う」と０―２の判定に不服を言うことはなかった。

　２階級制覇の兄オマールにスパーリングパートナーをしてもらい、五十嵐攻略を狙ってきたが、１０月１６日に父エスタニスラオさんが急死。「前に出続けられたのは、父への思いもある。自分のキャリアが不足していた」と話した。