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近大ボクシング部が復活 赤井氏が総監督に就任

[ 2012年10月27日 19:18 ]

近大ボクシング部の総監督に就任し、記者会見で意気込みを語る赤井英和氏

 2009年に部員が強盗事件を起こして廃部になった近大ボクシング部が27日、部として復活し、同部OBでタレントの赤井英和氏(53)が総監督に就任した。大阪府東大阪市の同大で記者会見した赤井総監督は「心身を鍛えるべきボクシングで、心の方が追い付いていなかった。気持ちの強い、心のある選手になれるように指導したい」と立て直しを誓った。

 近大ボクシング部は大学日本一に11度輝き、元世界王者の名城信男らを輩出した名門。部員は廃部当時1年生で、現在4年生の1人だけだ。赤井総監督は「近大に行ったら、素晴らしい仲間がいるんだというクラブをつくりたい」と意気込み、将来的な目標としては「オリンピックはアマチュアの最高峰。金メダルを取る選手を育てていきたい」と意欲をにじませた。

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2012年10月27日のニュース