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興毅12・4統一戦“丹下式トレ”で「10倍強くなった姿を」

[ 2012年10月10日 06:00 ]

亀田興毅は、WBA世界バンタム級王座統一戦を発表し、対戦者の顔写真に強烈パンチを見舞う

WBA世界バンタム級王座統一戦 正規王者・亀田興毅―暫定王者・ウーゴ・ルイス

(12月4日 ボディメーカーコロシアム)
 ボクシングの亀田ジムは9日、王者・亀田興毅が、12月4日に暫定王者ルイスと王座統一戦を行うと発表した。4月に行われた防衛戦後に左右の拳を痛め、長期ブランクを余儀なくされたが、都内で会見した興毅は「前回より10倍強くなった姿を見せる」と豪語。早々と会見後の取材を切り上げ、“丹下段平”の待つ虎の穴(荒川の河川敷)へと消えていった。

 チームは6月にフィジカル担当として松栄勲(まつえ・いさお)トレーナー(54)を招へいした。愛称は同氏のそり上げた頭の風貌から、漫画「あしたのジョー」に登場する「丹下段平」。体幹を鍛えるエキスパートとしてプロゴルファーらを指導した実績もあり、興毅も全幅の信頼を置いている。9月の御殿場合宿では、右に左に次から次へと松栄氏が投げるバスケットボールを必死に追い、下半身をいじめ抜いた。わずか4カ月ながら、以前は手打ち気味だったパンチに体重が乗るようになったという。「バランスが良くなって、いい体勢でパンチを打てるようになった。来年は4階級制覇や」と興毅はどこまでも強気だった。

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2012年10月10日のニュース