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京太郎 ソニービル戦熱望!王者クリチコ引退で方向転換

[ 2012年9月16日 06:00 ]

サンドバッグに強烈なパンチを打ち込む京太郎

ヘビー級10回戦

(9月19日 後楽園ホール)
 日本人で初めてヘビー級世界ランカーに挑む日本同級1位・藤本京太郎(26=角海老宝石)とチャウンシー・ウェリバー(29=米国)との一戦に、ラグビー元ニュージーランド代表CTBでボクシングの東洋太平洋同級1位ソニービル・ウィリアムズ(27=パナソニック)が来場することが15日、分かった。

 陣営は当初、ウェリバー撃破の先にWBC世界同級王者ビタリ・クリチコへの挑戦を明言していたが、クリチコの引退表明により方向転換。萩森マネジャーは「ソニービル次第です」と話すが、早ければ次戦でウィリアムズと空位の東洋王座を懸けた対戦プランを描いている。

 京太郎は現在、東洋太平洋同級8位だが、この一戦に勝利すれば東洋ランクでも上位に入る可能性は十分。この日、都内のジムで行われた会見で、ウェリバーのサンドバッグを連打する姿を見届けると「最後、息切れてましたね。あの連打さえ食わなきゃ大丈夫っす」と自信を深めた様子だ。

 いきなりの世界ランカー戦に時期尚早の声もあるが「僕はボクシング界のことを分かっていない」と平然。怖いもの知らずの元K―1王者が世界15位に立ち向かう。

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2012年9月16日のニュース