初防衛から一夜　佐藤陣営「和毅にオファーする」

初防衛を伝えるスポニチ本紙を手に、笑顔を見せる佐藤

　ＷＢＣ世界スーパーフライ級王者・佐藤洋太（２８＝協栄）が、初防衛成功から一夜明けた９日、都内で会見。指名挑戦者を退け「凄くホッとしている」と話したが、早くも亀田和毅（２０＝亀田）との対戦が浮上しており、協栄ジムの金平桂一郎会長（４６）は「近いうちにオファーする」と初めて明言した。

　同会長は亀田陣営に対し「自信があるなら逃げないでやればいい」と先にオファーを出して外堀を埋め交渉に入る意向だ。交渉決裂に備えて佐藤の地元・盛岡での開催準備も進める。同じ岩手県出身の前ＷＢＡ世界ミニマム級王者・八重樫東（２９＝大橋）とのダブル世界戦のプランもあり、佐藤は「（和毅戦は）結構、自信はある。盛岡はもちろん、やりたい」と歓迎した。