尾川、デビュー８連勝も反省「同じ繰り返し…」

　スーパーフェザー級６回戦が１６日に行われ、１１年全日本新人王ＭＶＰで日本スーパーフェザー級１２位・尾川堅一（帝拳）が３回ＴＫＯで村瀬将司（畑中）を下し、デビューからの連勝を８にした。

　２回にガードが甘くなり、格下相手にパンチを当てられる場面もあったが、３回に左フックで顎を打ち抜き、尻もちをつかせてレフェリーストップ。非凡な才能を披露した。ただし「ジャブを突くのを意識してたらガードが下がった」と反省。「８戦とも同じ繰り返し、もっとレベルの高いボクシングをしないと」と気持ちを切り替えた。