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亀田側が勝訴!“疑惑報道”小学館に300万円支払いを命じる

[ 2012年3月27日 19:48 ]

 週刊ポストの記事は名誉毀損として、ボクシングの亀田興毅が発行元の小学館(東京)側に2000万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は27日、300万円の支払いを命じた。

 問題となったのは2009年11月に行われた世界ボクシング評議会(WBC)フライ級のタイトルマッチをめぐる翌年5月14日号の「『疑惑の拳』告発」と題する記事。

 亀田が王者の内藤大助氏に判定勝ちしたが、拳を保護する包帯を巻く際に拳部分を強化した疑いがあると指摘する一方、不正の証拠はないと結論付ける内容だった。

 都築政則裁判長は、見出しについて「記事本文の趣旨と異なり、不正があったと読者が理解しないようにする配慮がなく、許容される表現の範囲を逸脱している」と判断した。

 小学館は「判決には承服し難い点がある。判決を精査し今後の対応を検討する」としている。

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2012年3月27日のニュース