ミドル級の村田が8強入り 初の五輪切符を獲得
アマチュアボクシング男子ロンドン五輪予選兼世界選手権
(10月4日 アゼルバイジャン・バクー)
ミドル級4回戦で、村田諒太(東洋大職)がシュテファン・ハーテル(ドイツ)に18―15で勝ってベスト8入りし、五輪出場枠を獲得した。日本連盟は出場枠を獲った選手を代表にすると定めており、村田の五輪初出場が決まった。
ライトフライ級の井上尚弥(神奈川・相模原青陵高)は3回戦でヨスバニ・ベイティア(キューバ)に12―15で敗れ、準々決勝に進めなかった。関係者によると、ベイティアが決勝まで進めば井上に五輪出場枠が与えられる。
◆村田 諒太(むらた・りょうた=ボクシング男子ミドル級)06年ドーハ・アジア大会代表。08年北京五輪はアジア最終予選で敗れ、出場権を逃した。7月に国際大会のプレジデントカップで優勝。東洋大出。東洋大職。1メートル82。25歳。奈良県出身。
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