興毅防衛戦を暴力団関係者が観戦…亀田ジムに注意

　日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）の森田健事務局長は１日、ＷＢＡ世界バンタム級チャンピオンの亀田興毅（亀田）が防衛を果たした８月末の東京・日本武道館での興行で、暴力団関係者が観戦していたとの指摘を警視庁から受け、主催した亀田ジムに注意と再発防止を喚起したことを明らかにした。

　警視庁の担当者と面会した森田事務局長は「あってはならないこと。警察と協力して今後はないように、という話をした」と説明した。亀田ジムは当該人物の入場券に関与していないという。

　国内ボクシング界は２００７年からＪＢＣを中心に、入場券や関係者用パスの流出防止などの暴力団排除に取り組んでいる。