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王者のロハスは試合巧者ぶり発揮

[ 2011年2月5日 22:15 ]

4回、激しく打ち合う名城信男(左)とトマス・ロハス
Photo By スポニチ

世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦

(大阪府立体育会館)
 王者のロハスは3ラウンドまでを相手の研究に費やしたという。名城の鋭い踏み込みにてこずったが、以降は長いリーチを生かしたアウトボクシングでペースを握り、初防衛。「それが自分のスタイル。名城はよく打って前に出て来るタイプだから」と振り返った。

 ポイントで常に優位に立ったが、試合後の顔にはあざが多数。左耳の裏を5針縫うほどの激戦だった。腫れ上がった右の拳を見せ「自分がパンチを打っても相手にガードされた。名城はこの試合によく準備をしていた」と挑戦者をたたえた。

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2011年2月5日のニュース