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名城は判定負け「自分のボクシングでは難しいのかも」

[ 2011年2月5日 20:57 ]

3回、トマス・ロハス(右)に攻められる名城信男

 世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は5日、大阪府立体育会館で行われ、挑戦者で同級7位の名城信男(六島)はチャンピオンのトマス・ロハス(メキシコ)に0―3の判定で敗れ、王座奪取は成らなかった。ロハスは初防衛に成功した。

 昨年5月に世界ボクシング協会(WBA)同級王座を失った名城は、アウトボクシングが得意の王者に対して序盤から積極的に前に出た。だが決定打を欠き、2度のWBA王座奪取に続く世界タイトル獲得を逃した。

 戦績は名城が18戦14勝(9KO)3敗1分け、ロハスは49戦35勝(23KO)12敗1分け1無効試合。日本のジムに所属する男子の世界王者は6人のまま。

 ▽名城信男の話 相手は後半明らかに逃げ腰だった。ラストの4回はプレッシャーをかけたけど、ポイントが取れてなくて残念だった。自分のボクシングは今のルールでは難しいのかもしれない。

 ▽トマス・ロハスの話 防衛しないといけないという強い気持ちだった。名城はよく打って前に出て来るタイプ。自分は背が高いので自分のスタイルを考えた。

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