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小島 真壁下しIWGPヘビー級王者に!

[ 2010年10月12日 06:00 ]

真壁(左)の後頭部にラリアットを見舞う小島

 新日本プロレスの「DESTRUCTION’10」が11日、東京・両国国技館で行われ、IWGPヘビー級選手権は小島聡(40=フリー)が19分12秒、ラリアットからの片エビ固めで王者・真壁刀義(38)を下し、5年半ぶりに新日本の至宝を手にした。

 新日本時代、5年間をともに過ごした後輩を相手に「いろんなことがこみ上げてきた」という小島。しかし試合では、テーブル攻撃など珍しくラフ殺法を繰り出してベルトへの執念を見せ、最後はラリアット連打で王者をマットに沈めた。

 8月のG1に続いてIWGP王座も手中に収め、外敵として新日本を“完全制圧”。「今、プロレスラーとして最高の時間を過ごしている」と勝利の喜びに浸った。初防衛戦の相手にはG1で黒星を喫した中邑真輔(30)を指名。05年3月にベルトを賭けて争い、60分時間切れ引き分けに終わった因縁の相手をあえて挑戦者に選んだ。それでも小島は「永田の記録?知ったこっちゃねえ。オレがずっとチャンピオンだ」ときっぱり。永田裕志(42)の持つ10度の連続防衛記録更新を誓っていた。

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2010年10月12日のニュース