×

王座を懸けて争う戦いの夜 WWE『ナイト・オブ・チャンピオンズ』プレビュー(WWEモバイル)

[ 2010年9月29日 06:00 ]

(上)シックス・パック・マッチに挑む6人(下)ケイン(左)の持つベルトを狙うテイカー(WWEモバイル提供)

 5人のスーパースターがシェーマスの持つWWE王座に挑むシックス・パック・マッチが行われる注目のPPV、「ナイト・オブ・チャンピオンズ」がいよいよ日本で放送される。注目の試合を紹介する。

■WWE王座選手権:シックス・パック・マッチ

 WWEで最も誉れの高いPPVイベントの1つ、ナイト・オブ・チャンピオンズで、シェーマスが5人のRAWトップスター、ジョン・シナ、ランディ・オートン、エッジ、クリス・ジェリコ、そしてザ・ネクサスのリーダー、ウェイド・バレットを相手にシックス・パック・チャレンジを戦い、誰もが狙うWWE王座を防衛することになった。

 シックス・パック・チャレンジのルールは至ってシンプルだ。6人のスーパースターがリング内で一気に戦い、最初にピンフォールか関節技を決めたスーパースターが勝者となる。つまり、この試合ではシェーマスをピンフォールしたり、関節技でタップアウトを奪わなくても、WWE王座を手に入れることができるのだ。

 前回PPVのサマースラムでは、ランディ・オートンが反則判定(王座移動はなし)で勝利したものの、無事にWWE王座は守り抜いたシェーマス。この凄惨な戦いが続くことを受けて、フラストレーションをためたシェーマスは、謎のGMからナイト・オブ・チャンピオンズでは王座陥落の可能性が高いシックス・パック・チャレンジを行うというアナウンスを受ける。

 参加者は、王座挑戦にふさわしい4人の元世界王者、シナ、オートン、エッジ、ジェリコ、そしてGMからザ・ネクサスの王座挑戦禁止を解かれたため、WWE王座に挑戦できることになったバレットだ。NXTシーズン1の優勝者が初めてWWE王座に挑戦することになった今、ザ・ネクサスとシェーマスの休戦状態は正式に終焉を迎えた。

 シェーマスは再びWWE王座を守ることができるのだろうか?あるいは、他のスーパースターがシェーマスを王座から引き下ろすのか、注目だ。

■世界ヘビー級王座戦:ケイン vs. アンダーテイカー

 ナイト・オブ・チャンピオンズでの世界ヘビー級タイトルマッチは、暗闇をまとった2人が激突。王者ケインとアンダーテイカーによる一戦には、アンダーワールドの権力闘争という副題が付いている。

 これまで何者かに襲われたとされていたアンダーテイカーは、サマースラムで突如復活。その襲撃犯は、ずっと犯人探しをしていたケイン自身であることが明らかとなった。怒りのアンダーテイカーに対し、ケインはトゥームストンでデッドマンの頭をリングに突き刺し、これが抗争開始の合図となった。

 その翌週のSmackDownで、ケインは地獄谷からの使者の存在が消えることになると宣言。ここ数年、アンダーテイカーの力は衰えてきており、自分が兄の存在にとって代わると言ってのけた。

 その次の週にはアンダーテイカーが登場し、ケインには“嫉妬心”という弱点があると指摘。ケインが何をどれだけ言おうと、アンダーワールドの使者として正当な資格は得られないと話した。そればかりか、何度ケインとリングで対峙しようが、結果は過去のものと変わらないと主張。これに対しケインは、サマースラムと同じように、アンダーテイカーの頭部がキャンバスに突き刺さるという結末を迎えることになり、デッドマンの終えんになると、真っ向からぶつかった。

 果たしてどちらが闇の世界から世界ヘビー級王者として戻って来るのか。そして、どちらが兄弟の影に隠れるようになってしまうのか。ナイト・オブ・チャンピオンズを見逃すな。

 このほか、ドルフ・ジグラーとコフィ・キングストンのIC王座戦、ザ・ミズとダニエル・ブライアンのUS王座戦など、目が離せない試合が盛りだくさんとなっている。

 ナイト・オブ・チャンピオンズの様子はこちら。

The names of all World Wrestling Entertainment televised and live programming,talent names, images, likenesses, slogans and wrestling moves and all World Wrestling Entertainment logos are trademarks which are the exclusive property of World Wrestling Entertainment, Inc. All other trademarks are the property of their respective owners. (c) 2010 World Wrestling Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

続きを表示

2010年9月29日のニュース