内藤が練習を公開！際立つ動きの良さ

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）フライ級チャンピオンの内藤大助（宮田）が２日、山口真吾（渡嘉敷）との４度目の防衛戦（２３日・両国国技館）に向けて東京都内の宮田ジムで練習を公開し、順調さをアピールした。

　４ラウンドのスパーリングではタイミングのいいフックや連打で終始先手を取り、同じ階級の元日本ランカーを圧倒した。動きの良さが際立った内藤は「緊張感が高まってきた。厳しい練習をやってきているとは思う。勝ちにこだわりたい」と話し、ここまでの過程には自信を見せた。

　７月の清水智信（金子）との防衛戦では直前の調整がうまくいかず、苦戦の要因となった。内藤は「大丈夫」と言うが、宮田博行会長が「練習のしすぎ」と心配するだけに、残り３週間の仕上げが鍵となりそうだ。