×

丸藤&KENTA完全燃焼の60分ドロー

[ 2008年10月26日 06:00 ]

60分を戦い抜き、リングに倒れ込む丸藤(左)とKENTA(右)。裁いた和田レフェリーも疲労困ぱい

 ノア日本武道館大会が25日に行われ、史上初のGHCJr、世界Jrヘビー級選手権王者同士のダブルタイトル戦は、丸藤、KENTA両者とも一歩も引かず、60分フルタイムの時間切れ引き分けに終わった。丸藤が場外戦で危険な技を連発し、KENTAは蹴り技などを繰り出す。50分すぎ、2人ともに必殺技を連発したが、仕留めきれなかった。

 ともに初防衛となった2人は、リングでベルトを手に抱き合った。2年ぶりのシングル対決に丸藤は「勝てなかった。60分あっても勝てなかった」と激しい試合を振り返り、KENTAも「自分にできる100%を出しきった。言うことないです」と満足そうだった。

 しかし、2人とも立ち止まっているわけにはいかない。丸藤は11月3日に全日本の両国大会で近藤との2度目の防衛戦が控える。「KENTA以外なら勝てると思う」と気持ちを切り替えていた。

続きを表示

2008年10月26日のニュース