×

亀田兄弟 預かり選手の申請は審議継続

[ 2008年5月12日 18:02 ]

 ボクシングジム会長らで組織する東日本ボクシング協会は12日、東京都内で理事会を開き、協栄ジムから契約解除された元世界王者の亀田興毅と弟大毅について、同協会預かり選手となる申請の扱いを討議したが、結論に達しなかった。

 ジムの活動停止で所属先が一時的になくなった選手を救済した例はあるが、今回のような契約解除を理由とする申請は初めてという。協会預かりとした場合の2人の練習場所など問題となりうる事項が多い点と、今後の活動について兄弟からじかに事情を聴きたいといった意見が出たため、賛否の議決はせずに継続審議とした。
 同協会の大橋秀行会長は「時間をかけて話し合った方がいいということになった。本人たちから相談があれば受ける用意はある」と話し、慎重な姿勢を示した。
 所属ジムがなくなり、国内で試合ができなくなった亀田兄弟は9日、東日本協会に申請を出し、11日にメキシコへ出発した。

続きを表示

2008年5月12日のニュース