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防衛へ自信 坂田公開スパー

[ 2008年3月25日 19:51 ]

 世界ボクシング協会(WBA)フライ級チャンピオンの坂田健史(協栄)が25日、東京都内の所属ジムで挑戦者の山口真吾(渡嘉敷)との3度目の防衛戦(29日・幕張メッセ)へ向けて練習を公開し「いつも通りに自分の力を出すことだけを考えたい」と防衛への自信を示した。

 4ラウンドのスパーリングで、坂田はサウスポーの相手に対して大振りしない連打を的確に当てた。練習後の計量ではフライ級のリミット(50・8キロ)を割るなど、減量は順調に進んでいる様子。疲労感を感じさせない動きが目についた。
 山口とはスパーリングの経験があり、互いに特徴は分かっている。坂田は「変化をつけたボクシングをしてくるとは思う」と相手の出方を予想。「僕が有利だとは思っていない」と警戒心は緩めていないが「全体のレベルアップを図るように練習してきた」と入念な仕上げを強調した。
 練習を視察した山口陣営の元世界王者、渡嘉敷勝男会長は「カウンターでいいパンチが入れられると思う」と攻略法を頭に描いていた。

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2008年3月25日のニュース