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内藤 2月ポンサク戦勝利が絶対条件

[ 2008年1月17日 06:00 ]

 興毅―内藤戦は早ければ夏に実現する見込みだが、2人にはクリアすべきハードルがある。

 金平会長は興毅の復帰戦に関して「2月後半か3月最初」と話した。最後の試合は昨年7月28日で、試合間隔が約7カ月間も空くのは初めて。興毅は「2カ月に1回くらいのペースで試合をするのがいい」と試合勘を取り戻すことを優先させる考えで、5月ごろに予定する復帰2戦目もノンタイトル戦が濃厚だ。王座挑戦は、早くて夏の復帰3戦目になる。

 内藤は以前から興毅との対戦を熱望し、最近も「僕自身も見たいカード」と話している。テレビ出演などで忙しい内藤だが、練習は続けており、2月で交渉中の前王者ポンサクレック(タイ)との2度目の防衛戦勝利が絶対条件になる。防衛成功後の休息期間を考えると、3度目の防衛戦はやはり夏になりそうだ。

 年末の可能性もある。7月に亀田家の三男・和毅(16)がプロデビュー可能となり、10月に大毅が1年間のライセンス停止処分が解ける。興毅は昨年末に「大みそかに2階級制覇の世界戦をしたい」と話しており、内藤VS興毅は、年末に3兄弟そろい踏みの大興行で行われる構想も浮上しそうだ。

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2008年1月17日のニュース