広島・中村奨成 “開幕スタメン”“全試合出場”“打率3割”へ全開宣言 「明日からキャンプでもいい」

[ 2026年1月14日 05:05 ]

広島県福山市内で自主トレを公開した中村奨
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 広島・中村奨成外野手(26)が13日、広島県福山市内で自主トレを公開した。昨季は自己最多104試合に出場し打率・282、9本塁打と飛躍。9年目の今季は、自身初の開幕スタメン、全試合出場、打率3割を目標に掲げた。昨年10月に手術した右足首の状態も万全で「明日からキャンプでもいいくらいに仕上がってる」と強調。バランス感覚を養うトレーニングも取り入れるなど、さらなる進化を期した。

 中村奨はやる気に満ちあふれていた。走って、投げて、振り込んで、万全な仕上がりを披露。自身初の開幕スタメン、全試合出場、打率3割を目標に掲げる今季への強い思いがひしひしと伝わる。

 「明日からキャンプでもいいくらいに仕上がっている。地元開幕なので、まずは1番センターで試合に出たい思いが強くなってきた」

 福山市内で2年連続となる自主トレ。午前中は体づくりにフォーカスし、午後からはグラウンドに出て約3時間みっちり練習を行っている。心配されるのは昨年10月に手術した右足首の状態だが、「10割の力で走れている」ときっぱり。守備、走塁でも全力疾走で不安を一掃した。

 昨季は自己最多104試合に出場し打率・282、9本塁打、33打点の成績を残したが、開幕戦は2軍スタートだった。これまで開幕スタメンの経験もなく、まずは3・27中日との開幕戦の先発に目標を定めている。

 「今年も秋山さんはメラメラしてくると思うので、そこに負けじと、グイグイいくつもりでやっていきたい」

 外野のレギュラー争いは現状、ファビアンの当確ランプがともっているが、中堅、右翼は白紙の状態といえる。ドラフト1位・平川、末包らの名前も挙がるが、中村奨はベテランの秋山を最大のライバルと捉えている。

 「143試合フルで出たいですし、昨年の成績を超えないといけない。去年打ててない投手はいるので、いろんな工夫をしながらやっていきたい」

 開幕スタメンからの全試合出場を目指すうえで、特定の投手を苦手にしないことが必要だ。特に巨人・山崎には昨季14打数1安打、DeNA・東に対しても同20打数1安打。苦手投手の克服は避けては通れない。

 「野球人として一流と言われている3割は打ちたい。そこは誰しもが目指しているところだと思う」

 昨季を上回る打率を目指し、現在は昨年手応えを得たスイングを体に覚え込ませている段階だという。土台構築へ、体幹トレーニングをはじめ、ピラティスの要素が入ったメニューも「昨年と比べて2倍はやっている」とうなずく。右足首の負担を減らす狙いもある。掲げる三つの目標をクリアすべく、鍛錬を重ねていく。(長谷川 凡記)

≪育成4年目名原典彦 単打マン返上へ増量に励む≫
 広島・名原は育成4年目に向け、打撃スタイル変更に挑戦中だ。単打マンから、ツボにはまれば一発長打がある打者へ。そのために「カロリー摂取を意識し、ひたすら食べる。あと3~4キロはマスト」と話し、現在の87キロから90キロへの増量に励む。3年目を終えてオフに再契約し、中村奨との自主トレは2年連続。「足だけでは“名原じゃなくていいよね”となる。単打マンではなく、パワーをつけて、一発長打があると思わせられるぐらいになりたい」と力を込めた。

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