阪神・藤川球児監督今季最大5点差逆転負け「投手がさらにスキルを上げて」 45歳の誕生日を勝利で飾れず

[ 2025年7月22日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5-6巨人 ( 2025年7月21日    東京D )

<巨・神(18)>初回の藤川監督 (撮影・西川祐介)
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 阪神・藤川監督は45歳の誕生日を勝利で飾れなかった。8回から投入していた伊原が、9回2死満塁で吉川に中前へサヨナラ打を浴びた。前半戦最後の一戦は今季6度目のサヨナラ負けに沈んだ。

 「打線はいいところが凄くあったけど、やっぱり、ディフェンスが中心ですから。ベースとなる守りの部分では、今いる投手たちがさらに自分のスキルを上げてほしい」

 今季最大5点差逆転負けは、強みの救援陣と守備のほころびが原因だった。6回まで61球無失点だった先発・伊藤将が7回に急変して3連打で1点を返された。なおも無死一、三塁で、大山が犯した失策も痛かった。泉口の一ゴロを本塁へ悪送球してさらに1点を奪われた。負の流れは続く。1死一、三塁で登板した2番手・ネルソンがいきなりリチャードに同点3ランを浴びた。この回だけで5失点。助っ人右腕はマウンドで膝に手を置いてうなだれた。

 「チェンジアップが少し浮いてしまった。しっかり投げ切れれば抑えられると思った。三振か併殺で抑えようと準備をしていた」

 藤川監督にすれば、最善策を打った。2連投中の湯浅と及川をベンチから外し、20日巨人戦では温存した13試合連続無失点中のネルソンを、大事な場面で送り込んだ。先発で5勝の伊原を中継ぎに配置転換してブルペンを整えた。攻撃では同点の8回1死一、二塁で「代打の代打」の勝負手。右の田中瑛が出てきたことで、最初に告げた原口に代えて左の高寺を送り込んだ。しかし、投打ともに采配が実らず。逆転負け17度はリーグ最多タイになった。

 藤川監督は試合後のミーティングで、2位のDeNAに9.5差をつけて折り返した選手をねぎらった。「10試合のうち1つこんなゲームがあっても、残りの7、8、9個いい試合ができればいい。オールスター明けからまたいい勝負、いい表情で出てきてほしい」。球団創設90周年イヤーの優勝へ、歩みは止まらない。(倉世古 洋平)

《データ》
 ○…阪神は今季6度目のサヨナラ負け。最大5点リードからの逆転負けは、昨季5月11日DeNA戦の7点リードから逆転負け(9―2→9―11)以来。前半戦での貯金20到達を逃し、巨人戦の連勝は5でストップ。6月28日ヤクルト戦(神宮)から続いていたビジターでの連勝も10で止まった。
 

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