広島・大瀬良 7回無四球零封で雪辱G斬り!自身の連敗3で止めた 2勝目ウイニングボールは長男へ

[ 2025年5月15日 05:00 ]

セ・リーグ   広島3-0巨人 ( 2025年5月14日    マツダ )

<広・巨(8)>7回、甲斐を遊併殺打に仕留めた大瀬良(撮影・平嶋 理子)
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 広島・大瀬良大地投手(33)が14日、巨人戦に先発し7回5安打無失点の好投で4月23日以来の2勝目を挙げた。前回4月30日の対戦では四球が絡んでの失点から敗戦投手となっており、この日は無四球と修正。昨季から自身3連敗中だった相手に雪辱した。チームも本拠地・マツダスタジアムでの巨人戦は2018年以来となる開幕から5連勝。2位を守り、首位・阪神とのゲーム差を1・5に縮めた。

 これぞエースの投球だ。大瀬良は一度も先頭打者を許すことなく、得点圏に走者を背負ったのは6回の一度だけ。2死一、二塁もキャベッジを中飛に退けた。7回を投げ今季7試合目で初の無失点。自身3試合ぶりの勝利に優しい笑顔を浮かべた。

 「ゼロで終わることができて、ホッとひと安心という気持ちは、これまでよりも大きい。今日は無四球で終えたい気持ちが一番強かった。サク(坂倉)がいいリードをしてくれたし、気持ち良く腕を振ることができたので、感謝したい」

 前回巨人と対戦した4月30日は、6回に2つの四球から2失点して敗戦投手。その反省を踏まえ、この日は“四球厳禁”を心に留め、打たせて取る投球に努めた。140キロ台中盤の直球を軸にスライダー、チェンジアップ、フォークなどの変化球を駆使。「球速帯を変えながら」と自分のリズムに持ち込み、三塁を踏ませなかった。

 巨人戦は通算50試合目の登板。昨季から自身3連敗と苦戦が続いていたが、負の流れも止めた。対巨人通算17勝目で、13勝(2敗)がマツダスタジアム。相性の良さは健在だった。

 尻をたたいてくれる家族の存在も力になった。今季初勝利を挙げた4月23日のヤクルト戦後に、長男にウイニングボールをプレゼントすると「勝ったけど、ボール捕られてたよ」と思わぬ言葉が返ってきた。初回の打席で中飛に倒れたことを指していた。「手放しで褒めてくれない、厳しいコーチ、監督が我が家にはいるんです」と苦笑いしたが、この日は5回の打席で今季初安打となる右前打を記録。2勝目のウイニングボールも、今月12日に3歳の誕生日を迎えた愛息に2日遅れの誕生日プレゼントとして手渡す予定だ。

 チームは2連勝で、マツダスタジアムでの巨人戦も開幕から5連勝に伸ばした。新井監督からも「球を低めに集めてナイスピッチングだった」と称えられた右腕が、ここから白星量産に入る。  (長谷川 凡記)

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