落合博満氏「オレが目指した野球」開幕1カ月のプロ野球で最注目は「ノーヒットワンラン」西武・今井秘話も

[ 2025年5月2日 20:00 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(71)が2日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。開幕から1カ月が経過したプロ野球について語った。

 3月28日にセパ同時に開幕したプロ野球。1カ月がすぎ落合氏が気になった出来事の一番手として口にしたのは「ノーヒットワンランだよ」だった。

 4月18日のソフトバンク戦(ベルーナD)で西武は今井(8回無安打1失点)、平良(1回無安打無失点)が無安打1失点リレー。無安打有得点試合は64年5月13日南海戦で近鉄の牧野伸、山本重政が達成して以来61年ぶり史上5度目の珍記録となった。西武では初で、継投での達成は史上3度目。なお、ソフトバンクは南海時代の39年5月6日阪急戦で相手打線を無安打に抑えながら1―2で敗戦。プロ野球唯一、被安打0での敗戦を記録している。ちなみに無安打無得点試合は過去102度。

 「これはノーヒットノーラン、完全試合やるより難しいと思う」とノーヒットワンランについて自身の考えを示した落合氏は「オレが中日(監督)時代に目指した野球は、これなんだ。ノーヒットで1点取って勝つっていう野球を目指した」と明かした。

 理由については「ヒット打たなきゃ点数を取れないっていうふうにみんな思ってるでしょ。ヒット打たなくても点数は取れるんだよっていうものを実戦でやって。それでゼロ(無失点)で勝つ、1―0でね。これが理想の野球だったんだけどね」と楽しそうに話した。そして実際に5度目の“珍事”だったことを確認すると、目を丸くしながら「やっぱり難しいんだと思うわ」とうなった。

 「今年の今井はいいもん、脱力感っていうのかな」の61年ぶりの出来事を呼んだ右腕を称賛。2016年のドラフトで「(中日が)今井いくか…確か柳(裕也)じゃなかったかな。“どっちにしようか”って言って迷って、当時の監督(谷繁氏)に聞いたら“柳で”って言うんで。だからドラ1で消えるだけの素質のあるピッチャーですよ」と“裏話”を披露し、今井の才能に太鼓判を押した。

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