【ソフトバンク・笹川インタビュー】師匠・柳田から“化け物”になれるぞと言われ「怪獣8号になります」

[ 2025年2月11日 06:00 ]

ロングティーで豪快なスイングを見せるソフトバンク・笹川
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 「ギータ2世」が“怪物スラッガー”への道を歩む――。宮崎キャンプで奮闘する選手をクローズアップする休日インタビュー。第2回はソフトバンクの笹川吉康外野手(22)だ。自主トレの師匠・柳田悠岐外野手(36)には「化け物になれる」と潜在能力を絶賛される背番号44は「怪獣8号になります」と大人気漫画の主人公になぞらえ、5年目の開花を誓うなど魅力たっぷりに思いを語った。(聞き手・木下 大一)

 ――憧れの柳田先輩との自主トレで体をバキバキに仕上げて臨んだキャンプ。打撃面につながっている手応えは。
 「良くなっていると思います。まだ始めて1カ月ちょっとで、すぐに効果が出るとは思ってませんが、いい感じの状態ではあると思います」

 ――脂ものを控えバランスの良い食事を取ったり、大好きだったコーラ断ちするなどの食トレもしっかり継続している。
 「食事面はギーさん(柳田)をまねしてという感じで。ウエートも毎日やってますし、食事も続けています。体脂肪は13とかで、あと3%くらい落としたいですけど」

 ――柳田先輩からは「おまえがやったら“化け物”になれるぞ」と言われ取り組んできた。化け物クラスの選手に向けての現在地は。
 「まだまだです。怪獣8号(※1)になります。そういうアニメがあって。そういう最強の怪獣がいるんですよ(笑い)」

 ――4年目の昨季は1軍デビューを果たし、プロ初本塁打も放った。日本シリーズにも2試合出場できた。
 「日本シリーズは、長年プロ野球選手をやっていても出られない選手がいるとも聞くので。そこをスタメンで出られたのは価値があると思います。それまでは普通の1軍の試合でも緊張してましたけど、アドレナリンも凄く出てましたね」

 ――性格的には負けられない試合だったり、しびれる場面で燃えるタイプ。
 「だと思ってます。そういうところに立ってみたいですね。打撃に関しては、いい打者でも7割が失敗なので。打撃は逆にチャンスがいいです」

 ――日本シリーズ第5戦では1番に抜てきされながら結果が出ずに悔しい思いもした。糧にしていく。
 「(3球で見逃し三振だった第1打席は)その前に2球ストレートを空振りしている。気づかされたというか、このままじゃダメだなと思ったきっかけですね。最後の試合もベンチに入ることさえできず負けたのも悔しかったので」

 ――今年は5年目のシーズン。同学年の大卒選手もプロ入りしてきた。負けたくない思いは。
「もちろん、負けたくはないですけど、でも正直そこはあまり意識してないですね。それよりはやっぱり、あの(自チームの)1軍のエグいメンツを超さないとレギュラーになれない。そこを目標にやっているので」

 ――王球団会長も、今年は「ギータ2世」から「笹川1世に」と期待していた。一気に突き抜けたい。
 「そうですね。今年はチャンスがあると監督にも言われているんで。ギーさんがDHで出ることもあるみたいですし、助っ人外国人も補強をしてない。ここでつかみたいですね」

 ◇笹川 吉康(ささがわ・よしやす)2002年(平14)5月31日生まれ、神奈川県出身の22歳。西前小3年から野球を始め、横浜商では1年春からベンチ入りも甲子園出場なし。高校通算40本塁打。20年ドラフト2位でソフトバンク入団。昨季は1軍デビューを果たしプロ初本塁打も放った。1メートル94、97キロ。左投げ左打ち。

 (※1)▽怪獣8号 松本直也による人気漫画。「少年ジャンプ+」で連載中。怪獣死体の解体清掃処理業者・日比野カフカは、日常的に現れる怪獣と戦う防衛隊を夢見る。ある日、謎の生物に寄生され、怪獣化。「怪獣8号」と名付けられ追われる存在になるが、その特殊能力を生かし、防衛隊で怪獣の壊滅に取り組む。

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