巨人・丸 4年ぶりリーグ優勝1番の“立役者” 復活呼んだ阿部監督の「横一線」
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4年ぶりのリーグ優勝を果たした巨人。春先から1番に定着した丸佳浩外野手(35)は、打率・278、14本塁打、45打点で打線をけん引した。阿部慎之助監督(45)の素顔や、浅野翔吾外野手(19)との試合中のやりとりなど、17年目のシーズンを振り返った。(聞き手・川島 毅洋、青森 正宣)
――4年ぶりの優勝。
「やっぱりうれしかった。ここまで競ったシーズンは初めてで、何度も苦しい時期があった。そのたびに大丈夫かなって不安な気持ちもね、ちょこちょこ顔をのぞかせながら。終盤になるほど、そういう気持ちは上下しやすくなっていたなと」
――いけるんじゃないかと思った試合は?
「それがない…。広島(9月10~12日の広島戦)で3つ勝って、周りから見たらいけるかなみたいな雰囲気が出ていたのかもしれないけど、マジックは出たものの2ゲーム差。僕らが2連敗、阪神が2連勝したらすぐに追いつかれるし、ひっくり返される。本当にマジック1になった時ぐらい」
――昨年は苦しんだ。復活の要因は?
「(オフに)阿部監督の“横一線でスタートさせる、してほしい”っていう記事を見て、久しぶりにワクワクじゃないけど、そういう気持ちも凄いあった。今まではある程度、数字上でちゃんとしたものを残さなきゃいけないみたいな感じで何年もやってきていた。去年のシーズンを終えて、一からのスタートじゃないけど、そういう気持ちでやるのって凄い久しぶりで、新鮮な気持ちで臨めた」
――4月末から1番に定着。
「経験ないわけじゃなかったので、改めて発見とかはないけど、やっぱり打席数が多い。3、5、6、7番あたりなら4打席で1本打って、1個四球取れたら3打数1安打。1番だと、おまけの1打席がついてくる。そこで打てないと四球1個、ヒット1本打っても4打数1安打になっちゃう」
――1打席目に打っている印象がある。
「確かによーいドンはわりかし打っていた方なんじゃないかな。でも一番最初の横浜スタジアムで1番打った時の試合(4月28日)はね、結構捨て身で行っていた(笑い)」
――阿部監督1年目。
「本来、結構、喜怒哀楽は出す方だと僕は思うので、そういった意味では、試合中は凄い我慢されてるなって。そんなに多く会話するわけじゃないけど、話をする時には、やっぱり阿部さんは阿部さんのまま」
――浅野がマツダで後逸。声をかけた。
「取り返しのつかないことをしたみたいな表情していたので、下向くなよって。その後もハマスタで転んで、ライトフライをスリーベースにしたりしたけど。あの時も大笑いしながらいきました。またやらかしたなって言ったら“もう一回、やっちゃいました”って。ちょっと、お願いだからもう一回やってって。面白かったからって。そうしたら“いや、やばいっす”って(笑い)」
――夏場も食欲は落ちない。試合前の食事は?
「もうずっと一緒。餅。元々は多分、力うどん用の餅だった。トッピング用の。2年前は7個。去年5個。今年は4個。年々減ってる(笑い)」
――食べられなくなったのか?
「余裕で食べられるけど、もうちょっとバランスよく考えようと。別に野球につながるとかじゃない。引退後の健康を考えて(笑い)。餅が4つにサラダ、キウイ、チキンブレスト、鶏ムネ肉ね、これが4枚。これが基本」
――CS、日本シリーズに向けて。
「難しいイメージしかない。優勝すると、CSは勝ち上がって乗っているチームとやるわけだから。今回は僕はもうしっかりと脇役に徹していければいいかなと思っている。自分の仕事をある程度やりつつ、あとは頼むぞというところでいければ。僕は日本一はまだないので、みんなで銀座パレードしたい」
【後記】丸の言葉に浅野はきっと救われたはずだ。9月25日のDeNA戦。優勝争いの中でオースティンの飛球を目測を誤って三塁打にしてしまった浅野は、顔面蒼白(そうはく)。丸は「もう一回やって」とあえていじった。「負けたら、ずっと試合に出ている人のせいなんやから、おまえは気にすることない。自分のことを考えてやれという話はしました」。責任感の強い19歳の心を少しでも和らげたかったのだろう。
愛のある後輩いじりはおなじみの光景だ。ある日のバント練習では投手前に転がした湯浅に「浅尾さんならゲッツーだぞ!」と守備にも定評があった元中日投手の名を挙げ危機感をあおっていた。移籍6年目。プレー以外でもなくてはならない存在になっている。(巨人担当・青森 正宣)
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