【柔道】パリ五輪代表の永山竜樹が初戦敗退の波乱 大舞台で再びの悪夢で本番へ不安 世界選手権

[ 2024年5月19日 18:23 ]

柔道世界選手権第1日 ( 2024年5月19日    アラブ首長国連邦・アブダビ )

永山竜樹
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 パリ五輪代表で唯一出場した男子60キロ級の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が、初戦の2回戦でロシア出身の中立選手に延長戦の末に敗れる波乱があった。2カ月後に迫った初の五輪へ、不安を残す結果となった。

 自身よりも長身の相手と対戦した永山は、序盤から積極的に仕掛けるも技は不発。延長戦に持ち込まれると、1分過ぎに透かされるような形で体の半身を畳に叩き付けられ、技ありを奪われて敗れた。

 世界選手権では2度の銅メダルが最高成績と、大舞台では本領が発揮できていない永山。五輪直前の世界選手権を日本の他のパリ五輪代表が軒並み回避する中、「まだ優勝したことがない。五輪で金メダルを獲るためには、もう一段階、成長しないといけない」と鈴木桂治監督ら首脳陣に直談判し、今大会に出場を決めた。

 初の世界一から五輪へ弾みを付けたいところだったが、まさかの初戦敗退に天を仰いだ。

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