【木更津巡業】翔猿32歳の誓い「いつまでも若くいたい」体の衰えは一切感じず元気いっぱい

＜春巡業木更津場所＞土俵下で運動する翔猿（撮影・前川　晋作）
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　大相撲春巡業が25日、千葉県木更津市の木更津市民体育館で行われた。

　幕内・翔猿（追手風部屋）は、前日の4月24日が32歳の誕生日。「32歳って気がしないね。ここからまだまだやれるぞって見せていきたいですね」と決意を新たにした。

　28歳で新入幕を果たし、30歳で新三役昇進。30代になってからは常に幕内上位に定着しており、年齢による衰えは一切感じさせない。「あんまり変わらないですね。体も別に衰えてないので。いつまでも若くいたいなとは思っています」。この日も元気いっぱいな姿を見せた。

　この日巡業が行われた木更津市民体育館は、翔猿が埼玉栄高3年時に出場した千葉国体の会場。団体戦では二陣で出場し、同級生の中村大輝（現幕内・北勝富士）らとともに埼玉県チームを優勝に導いた。14年前の記憶をたどり「優勝した時か、ここだったのか（笑）」と話の中で思い出した様子。高校生活最後の大会を振り返り「団体戦に懸けていたな」と懐かしんだ。