勝みなみ「シャンク出ろ」 逆転の発想で好位置キープ

[ 2024年4月20日 08:25 ]

米女子ゴルフツアー シェブロン選手権第2日 ( 2024年4月19日    米テキサス州 カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72 )

勝みなみ(AP)
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 第2ラウンドが行われ、2打差の2位から出た勝みなみ(25=明治安田)は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算5アンダーとして、ホールアウト時点では暫定首位と2打差の好位置につけた。

 1番で30メートル近い長いパットをねじ込んでバーディー発進した勝は前半を2つ伸ばして折り返したが、後半に入って苦しいホールが続いた。11番は第2打を右のブッシュに打ち込み、アンプレアブルでボギー。続く12番はパーパットが蹴られ、14番でもボギーを叩いた。しかし、16番でロングパットを沈めてバーディーを奪い、悪い流れを断ち切ると、最終18番パー5は2打目をグリーン奥まで運んでバーディー締め。71とスコアを1つ伸ばし、好位置で週末を迎えることになった。

 中継局WOWOWのインタビューに勝は11番を振り返り、「シャンクが出て3、4ホール引きずって、なかなかうまく切り替えることができなかった」と苦笑い。それでも、「もうシャンク出ろと、思い切り振ることを意識して、16番から良くなった」と逆転の発想で開き直り、終盤の巻き返しにつなげた。

 この日はフェアウエーキープ率は57・1%、パーオン率は55・5%と我慢のゴルフとなったが、パット数は26でしぶとくスコアをまとめた。優勝争いを見据える週末へ向け、「メジャーで上位で戦えるのは凄くありがたい。感謝の気持ちを忘れずに楽しく回れたらいい」と自らに期待した。

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