ボストンで大迫傑に勝った森井勇磨って何者!?留年して箱根駅伝出場 元実業団も今は京都の市民ランナー

[ 2024年4月16日 11:42 ]

ボストン・マラソンでフィニッシュする森井(AP)
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 15日のボストン・マラソンで、森井勇磨(33=京都陸協)が2時間9分59秒の自己ベストをマークし、日本勢最上位の8位に入った。2時間11分44秒で13位だったパリ五輪代表の大迫傑(ナイキ)に先着した森井は何者なのか。

 90年6月21日生まれの33歳。京都府京都市出身で、山城高から山梨学院大に進学した。箱根駅伝の出場は1回。留年してチャンスをつかんだ14年の第90回大会で、10区を駆けて1時間11分10秒。この大会の山梨学院大は2区でオムワンバが棄権したため、3区以降は参考記録に。森井のタイムは区間5位相当だった。

 大学卒業後は2度の実業団退部を経て、現在は京都陸協登録の市民ランナーだ。ボストンで2時間10分切りの“サブ10”達成は、81年大会を2時間9分26秒で制した瀬古利彦以来、日本人2人目となる激走だった。

 ボストン8位で賞金8500ドル(約131万円)をゲット。レース後、33歳は自身のX(旧ツイッター)に「目標のトップ10以内の8位と達成出来、サブ10・大迫選手にも勝って100点以上の走りでした! 応援ありがとうございました」と喜びをつづった。

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