【レスリング】元木咲良「倒しがいある」パリ五輪で女王ティニベコワにリベンジ誓う アジア選手権から帰国

[ 2024年4月16日 17:20 ]

2位に終わったアジア選手権から帰国した元木咲良
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 レスリングのアジア選手権(キルギス・ビシケク)に出場したパリ五輪女子代表4人が16日、成田空港に帰国。62キロ級で2位にとどまった元木咲良(育英大助手)は「強かった。いつもの3倍くらい。気合の入り方も全然違った」と世界女王のアイスルー・ティニベコワ(キルギス)との決勝を振り返った。

 同国レスリング界の英雄との対戦は、昨年の世界選手権、今年1月のザグレブ・オープンに続く3度目で3連敗。今回は普段は右構えのアイスルーが、元木に対しては左構えで対峙(たいじ)しており、「パニックになってしまった。ヤバいと思い、焦りにつながった」という。ただ女王の“変化”も、元木を警戒するがこそ。パリ五輪に向け「倒しがいのある相手。周囲を驚かせる試合ができるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。

 57キロ級で2位だった桜井つぐみ(育英大助手)も「凄く反省点がある。もっと練習する必要がある」と気の引き締まる敗戦となった様子。五輪本番へ「研究されても強い選手は勝つので、そういう選手になれるように、しっかり頑張りたい」と話した。

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