【レスリング】68キロ級転向後初の国際大会でV 尾崎野乃香「練習の成果出せた」アジア選手権から帰国

[ 2024年4月16日 17:00 ]

国際大会の68キロ級では初出場初優勝を飾ったアジア選手権から帰国した尾崎野乃香
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 レスリングのアジア選手権(キルギス・ビシケク)に出場したパリ五輪女子代表4人が16日、成田空港に帰国。62キロ級から昨年12月の全日本選手権で68キロ級に転向し、大逆転で五輪代表入りを決めた尾崎野乃香(慶大)は、同級初の国際大会で優勝を飾り「出る前は少し不安だった。(相手が)どのくらいの強さか、未知の世界だと思っていたが、結果を残せて良かった。力負けすることなく、積み上げてきた練習の成果を出せた」と振り返った。

 フィジカル面では転向後から継続的に筋力アップを図り、平時の体重が68キロに乗ったというが、「計量で67キロ弱だった。外国で調整するのは難しく、体重が減りがち。食事がどうしても合わない。そこも課題」と尾崎。五輪本番では事前合宿を含めてパリ滞在日数が今大会より長くなるとみられるだけに、食事面の対策は急務だ。

 五輪本番まで3カ月半。実戦は今回が最後で、今後は国内でさらなる強化を図る予定。68キロ級は欧米に強豪選手がそろうだけに、「いろんなバリエーションの選手の対策をしていきたい」と話した。

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