杉山愛監督 大坂なおみの変化を実感「おおらかで優しい雰囲気になった」

[ 2024年4月10日 12:55 ]

日本代表の杉山愛監督
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 女子テニス国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯予選の日本―カザフスタン戦は12、13日に東京・有明コロシアムで開催される。20年2月のスペイン戦以来4年2カ月ぶりに国別対抗戦のメンバーに復帰した大坂なおみ(26=フリー)が10日早朝に日本に到着。午前10時から本番会場で約2時間の練習を行った。大学生を相手にサーブやリターンを入念に確認し、ゲーム形式も実施。コート上では笑顔が目立った。

 指導した杉山愛監督(48)は1月の全豪オープン以来の再開となり「プレーを見るのは全豪以来だが、どんどんコンディションが上がっている。フィットネスが充実している」と評価。「前は人と距離をとりたい空気があったが、マイルドになったというか、おおらかで優しい雰囲気になった、と全豪で感じた。アスリートとしても人としても成長している。コミュニケーションもとりやすく、一緒にワークしやすい」と印象を語った。

 大坂は23年7月に第1子となる女児を出産。産休が明けて今季からツアーに復帰した。日本でプレーするのは22年9月の東レ・パンパシフィック・オープン以来、約1年7カ月ぶりとなる。

 カザフスタン戦は12日にシングルス2試合、13日にシングルス2試合とダブルス1試合を行い、3勝した方が勝利。勝てば11月のファイナル出場権を獲得し、負ければ同時期に開催されるプレーオフに回る。

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