藤田かれんが67で暫定4位に浮上 レギュラーツアー本格参戦1年目「シード権獲得を目標に」

[ 2024年3月9日 13:56 ]

明治安田レディース第3日 ( 2024年3月9日    高知県・土佐CC=6273ヤード、パー72 )

<明治安田レディス第3日>1番、セカンドショットを放つ藤田かれん(撮影・井垣 忠夫)
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 レギュラーツアー本格参戦1年目の藤田かれん(23=ライク)が6バーディー、1ボギーの67をマークし、通算5アンダーで暫定4位に浮上した。

 前半をイーブンで折り返すと、10番からは3連続バーディーを奪取。18番はチップインバーディーで締め、「先週もショットは凄く調子が良いんですけど、なかなか噛み合ってくれないことが多かった。きょうは噛み合ってくれて、いいプレーだったかなと思います」と笑顔で振り返った。

 19年から琵琶湖CCで研修生として経験を積み、21年にプロテスト合格。昨年はフンドーキンレディースで2位に入るなど、ステップ・アップ・ツアーで着実に結果を残してきた。そして、昨年末に行われたファイナルQTでは3位に入り、前半戦出場権を獲得。今季の目標について、「まずはシード権獲得を目標にしているので、1つ1つリランキングを成功できるようにしたい」と力を込める。

 古江彩佳、西村優菜らと同じミレニアム世代。世界を舞台に戦う同級生たちを尊敬しながらも、「自分はようやくこの舞台に立てたので、1歩ずつ自分のペースでやっていけたらいいな」と冷静に見据える。プロ3年目の23歳はここから“可憐な華”を咲かす。

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