宮城野部屋 無期限閉鎖へ 消滅の可能性も 4月から伊勢ケ浜一門の他部屋が力士を預かる方向

[ 2024年3月9日 04:41 ]

宮城野親方
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 大相撲の伊勢ケ浜一門は8日、エディオンアリーナ大阪で一門会を開き、元幕内・北青鵬の暴行問題に揺れる宮城野部屋の今後の処遇について話し合った。

 春場所は玉垣親方(元小結・智乃花)が師匠代行を務めるが、出席者によると4月からは一門内の他部屋が力士を預かる方向。玉垣代行の続投もなく、事実上、無期限の「閉鎖」だが、力士を複数の部屋に分けることはしないもよう。

 この日はどの部屋が預かるかなど結論には至らず、まとめ役の浅香山親方(元大関・魁皇)も「何も決まっていない」と場所中にも話し合いを行う意向を示した。

 今後の話し合いで一門の方向性を決め、執行部に案を提出。了承を得られれば理事会で正式決定となるが、協会側から消滅の厳罰を下される可能性も残る。

 監督義務違反などを問われた宮城野親方(元横綱・白鵬)は無言で車に乗り込んだが、芝田山広報部長(元横綱・大乃国)によると、一門会前の年寄総会の冒頭で「大変ご迷惑をおかけしました」と謝罪したという。

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