日大アメフト 新たな部の立ち上げは不透明 大学が保護者会に回答

[ 2024年1月25日 04:41 ]

日本大学本部(東京・市ケ谷)
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 日本大が違法薬物事件を起こしたアメリカンフットボール部の保護者会に対し、廃部後の新たな部の立ち上げは不透明であることを伝えていたことが24日、分かった。保護者会の質問状に対し、日大の代理人弁護士が16日付で「最終的に法人理事会でアメフト部の新設が認められるか、またそれがいつになるかは分かりません」と回答した。

 日大は廃部決定後の昨年12月21日に部員、保護者らを対象に説明会を開き、新部は従来と同じ「競技スポーツ部」とする方針を示した。しかし林真理子理事長が同25日に「廃部以外はまだ決定していない」と語ったため、保護者会は説明会の内容と「齟齬があった」とし、同26日付で質問状を送付した。

 日大の代理人の回答書によると、説明会の段階では学内会議での議論を踏まえた方針で、法人としての決定事項ではなかったとし「そのような(新部創部の)期待を抱かせたとすれば申し訳なかった」と、混乱を招いたことを謝罪した。

 日大は廃部後、どのような組織で出直しを図るのかを2023年度末までに結論を出すとしている。

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