鈴木規夫 通算6度の受賞に「感無量です」 第50回グリーンハット賞

[ 2024年1月23日 16:42 ]

グリーンハット賞制定50回特別賞を受賞した鈴木規夫プロ(左)とアマ受賞の尾家清孝
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 九州・沖縄のゴルファーで顕著な活躍をした選手に贈られるグリーンハット賞が2023年度で制定50回目を迎え、特別賞に男子プロの鈴木規夫(72=カバヤ・オハヨーグループ、大分県別府市在住)が選ばれ、1月23日に福岡市内で表彰式が行われた。

 第1回(1974年度)から3年連続プロ部門で選出されるなど通算6度と歴代最多の受賞を誇る鈴木は「改めて賞制定50回目の記念にお祝いをいただいてまさに感無量です」と喜んだ。昨年プロ生活50周年を迎えた鈴木は別府市を拠点として歯切れのいいショットで「九州の若鷹」の異名をもらった。74年から78年まで九州オープンで前人未踏の5連覇を達成。76年には全英オープンに予選から挑戦し、本戦初日に69の好スコアをマークしてセベ・バレステロスらと並び日本人選手として初の首位に立った。最終日まで上位で戦い10位フィニッシュ。海外メジャー大会で史上2人目のトップ10入りを果たした。81年にはマスターズに出場したほか日本国内20勝を挙げた。

 現役引退後は日本ゴルフツアー機構(JGTO)の理事を歴任。ザ・ロイヤル、大洗、よみうり、JFE瀬戸内海、日清都、那覇など全国でコース監修を務める。日本高等学校・中学校連盟と、大分県ゴルフ協会国体強化部の両ヘッドコーチとしてジュニア育成にも力を注いでいる。

 ◆グリーンハット賞 スポーツニッポン新聞社など九州運動記者クラブゴルフ分科会に所属する新聞、通信、放送各社のゴルフ担当記者が毎年度選出。1974年度にスタートし今回は第50回。

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