連覇狙うNECが決勝進出 15得点でけん引古賀紗理那「我慢してプレーできた」バレー全日本選手権

[ 2023年12月16日 13:43 ]

バレーボール全日本選手権第4日 ( 2023年12月16日    東京体育館 )

ストレート勝ちして喜ぶ古賀(右)らNECの選手たち(撮影・福永稔彦)
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 女子の準決勝で、昨年優勝のNECがJTに3―0(25―17、25―23、29―27)で快勝し、17日の決勝に進んだ。

 第1セットは相手のサーブに苦しみ、先行を許したが、日本代表主将の古賀紗理那が立て続けにスパイクを決めて追いつくと、外国人選手が得点を重ねて流れを引き寄せた。第2、第3セットは競り合いになったが、要所で古賀が得点。Vリーグ1部では今季無敗のJTに土を付けた。

 古賀は「試合の入りは拮抗した展開が続いたが、失点を抑えつつサーブで崩してハイセットを繰り返すところが機能して1セット目が取れた。3セット目は4、5点行かれる展開もあったけど、ひたすらサイドアウトを回して我慢してプレーできたのが勝因だと思う」と振り返った。

 古賀自身はブロック4得点を含む15得点でけん引。JTの日本代表・林琴奈が「(古賀の攻撃を)拾って止められるかが大事だと思っていたが、凄い選手なので抑え切れないで終わった」と脱帽するほどの活躍だった。

 大会連覇まであと1勝。決勝に向けては「(久光と日立)どちらが上がってきても強いチーム。私たちの力を試すじゃないけど、力比べだと思うので楽しんでプレーしたい」と抱負を語った。

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