世界1位の小田凱人が2年連続の決勝進出　フルセットの末に日本人対決制す

男子テニス・木下グループ・ジャパン・オープン第4日 （ 2023年10月19日    東京・有明テニスの森公園 ）

小田凱人
Photo By スポニチ

　車いすの部シングルス準決勝で世界ランキング1位の小田凱人（17＝東海理化）が世界18位の鈴木康平（31＝AOIPro）に3―6、6―2、6―1で逆転勝ちした。

　第1セットは開始から4ゲーム連取されて落としたが、第2セットを奪取。最終セットは開始から5ゲームを連取して圧倒した。

　相手は強打が武器のアマチュア選手。18年アジアパラ大会で銅メダルを獲得した実力者だ。過去の対戦は1回。小田が昨年6月にクレーコートで7―5、6―2で勝利していた。

　今年6月の全仏オープンを4大会史上最年少の17歳33日で優勝し、7月のウィンブルドン選手権も制覇。ジャパン・オープンは2度目の出場で国枝慎吾さんに敗れて準Vに終わった昨年に続く、2年連続の決勝進出となった。