サニブラウン「ステップアップできた」世界陸上から帰国　パリ五輪は200メートル出場の可能性も示唆

羽田空港に帰国し、大会を振り返ったサニブラウン
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　世界陸上（ブダペスト）男子100メートル決勝で6位入賞を果たしたサニブラウン・ハキーム（東レ）が29日、羽田空港に帰国し「去年よりはステップアップできた。今後に向けて、いい形でつなげられるような大会になった」と振り返った。

　20日の準決勝では自己タイの9秒97で2位に入り「練習通り走れば、9秒8台ぐらいは全然出る」としながら「そこを大きな大会でしっかり出す強さを兼ね備えなきゃいけない。まだまだ足りないものがあったし、ああいった大会の決勝舞台でいつも通りの走りをすることで、メダルが獲れるところにたどり着くのかなと思う」と分析した。

　一昨年から苦しんでいた腰の状態も「ほとんど完治した」と話し「自分の体がしっかり戻ってきてるな、ということを実感した。ここから100メートルだけじゃなく、200メートルも徐々に始めていきたい」と24年パリ五輪での200メートル出場の可能性も示唆した。