【名古屋ウィメンズ】日本人トップ鈴木亜由子「出し切りました」自己ベストに笑顔 MGCにも闘志

[ 2023年3月12日 11:55 ]

名古屋ウィメンズマラソン ( 2023年3月12日    バンテリンD発着 42・195キロ )

鈴木亜由子
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 21年東京五輪19位の鈴木亜由子(日本郵グループ)が、日本人トップの全体2位に入った。2時間21分51秒(速報値)の自己ベストだった。

 序盤からチェプンゲティッチ(ケニア)が独走する展開。集団で冷静にレースを進めると、30キロを過ぎてギアを上げた。はるか前を走るチェプンゲティッチには及ばなかったが、地元の愛知で激走した。

 笑顔でフィニッシュの31歳は、「本当にたくさんの応援をありがとうございました。今回の目標が自己ベスト更新だったので。後半上げていくことができて自信になった。終盤は本当に苦しかったんですけど、沿道のみなさんが声援を送ってくれて自己ベスト更新を目指して出し切りました」と話した。

 24年パリ五輪の切符が懸かる10月の「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」に向けて「頑張ります!」と気合十分。トラックで出場した16年リオデジャネイロを含め、3大会連続の夢舞台に向けて大きな自信を手に入れた。

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2023年3月12日のニュース