大坂なおみ妊娠公表　来年全豪OPママで出場明言　父親は交際中の人気ラッパー・コーデー

大坂なおみ
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　女子テニスで元世界ランキング1位の大坂なおみ（25＝フリー）が11日、妊娠を公表した。自身のSNSに胎児とみられるエコー画像を添え「23年はいろいろ勉強する年となる。将来に向けてたくさん楽しみなことがある。一つは自分の子供が私の試合を見て“あれが私のママ”と誰かに言うこと」と投稿。「24年の全豪には出場する」と現役続行の方針を示した。

　米ビルボード誌によると、父親は交際中の人気ラッパーのコーデー（25）で、同誌の取材にコーデーの広報担当が認めたという。大坂とコーデーは19年に交際をスタート。大坂の試合会場に何度も駆けつけ、昨年10月には2人でパリ旅行する様子をSNSに投稿していた。

　4大大会通算4勝を誇る大坂は21年5月に「うつ」を告白して同年9月の全米オープン敗退後に休養。昨年1月に復帰したが、9月の東レ・パンパシフィック・オープンの2回戦を腹痛で棄権したのを最後にツアーに出場していない。16日開幕の今季4大大会初戦、全豪オープンも欠場することが発表されていた。

　女子テニスではS・ウィリアムズ（米国）、アザレンカ（ベラルーシ）ら世界女王経験者が出産を経て第一線に復帰している。大坂の最新の世界ランクは47位。来年以降、ママさん選手として再び頂点を目指すことになりそうだ。

　≪パナソニックグループ祝福≫大坂とアンバサダー契約をしているパナソニックグループがコメントを寄せた。「ご懐妊の知らせを受け、心からお祝い申し上げます。大坂なおみさんの新たなライフステージでのさらなる幸せを祈念しています」と祝福した。21年4月から2年間の契約だが、今回の発表を受けての「方針変更はございません」としている。