水球日本男子 過去最高9位 カウンターで流れ引き寄せた!ジョージア撃破 世界選手権

[ 2022年7月3日 05:22 ]

ジョージアとの9、10位決定戦で、日本の得点を喜ぶ荒井(中央手前)ら(MTI提供・AP)
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 水泳の世界選手権第14日は1日、ハンガリー・ブダペストで行われ、水球男子9、10位決定戦で日本はジョージアに16―15で競り勝ち、17年大会の10位を上回る過去最高の9位となった。飛び込みの女子3メートル板飛び込み準決勝は三上紗也可(21=日体大)が297・00点の6位、榎本遼香(25=栃木県スポーツ協会)は280・90点の10位で決勝に進出した。

 水球男子9、10位決定戦に臨んだ日本は第2ピリオドから経験豊富な32歳のGK棚村を投入。ゴール前を固めてカウンターを仕掛ける戦術に切り替えて流れを引き寄せた。第4ピリオド残り2分25秒には19歳の荻原がチーム16点目となるゴール。ベテランと若手がかみ合い、過去最高9位に入った。塩田監督は「トップ8を脅かす位置につけられた」と強調。8強入りを目指す来夏の世界水泳福岡大会に向け「試合の流れや相手によって戦術を使い分けていくことがあと一歩、伸びるところ」とポイントを挙げた。

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2022年7月3日のニュース