全米陸上が終了 男子200M決勝ではライルズがV 女子400障害のマクラフリンは世界新

[ 2022年6月27日 09:23 ]

女子400メートル障害で世界新記録を樹立したマクラフリン(AP)
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 世界選手権への代表選考を兼ねた陸上の全米選手権は26日にオレゴン州ユージーンで最終日の競技を行い、男子200メートル決勝では2019年世界選手権の覇者で東京五輪では3位だったノア・ライルズ(24)が19秒67で優勝。この大会の100メートルを制していたフレッド・カーリー(27)は19秒83で3位だった。

 前日の女子400メートル障害では、東京五輪で金メダルを獲得したシドニー・マクラフリン(22)が51秒41で優勝。自身の持つ世界記録を100分の5秒更新した。

 51秒41はこの大会の女子400メートル準決勝を突破できるタイムで、日本選手権女子400メートル障害の優勝記録よりも4秒97速く、同400メートルの優勝記録を1秒22上回っている。

 なお男女短中距離、跳躍、投てき系競技の優勝記録は下記の通り。今季世界最高は、世界新記録を樹立したマクラフリンの女子400メートル障害を含めて男女8種目で記録されている。

 <男子>
 ▼100=F・カーリー(9秒77、準決勝で☆9秒76)
 ▼200=N・ライルズ(19秒67)
 ▼400=M・ノーマン(☆43秒56)
 ▼800=B・ホッペル(1分44秒60)
 ▼1500=C・ティアー(3分45秒86)
 ▼110障害=D・ロバーツ(13秒03)
 ▼400障害=R・ベンジャミン(☆47秒04)
 ▼走り幅跳び=R・グレイ(8メートル19)
 ▼三段跳び=D・スコット(17メートル07)
 ▼走り高跳び=S・マクユーエン(2メートル33)
 ▼棒高跳び=C・ニールセン(5メートル70)
 ▼砲丸投げ=R・クラウザー(☆23メートル12)
 ▼やり投げ=E・ダッブス(81メートル29)
 ▼円盤投げ=A・エバンス(63メートル31)
 ▼ハンマー投げ=ダニエル・ホー(80メートル18)

 <女子>
 ▼100=M・ジェファーソン(10秒69)
 ▼200=A・スタイナー(☆21秒77)
 ▼400=T・ディッグス(50秒22)
 ▼800=アシング・ムー(1分57秒16)
 ▼1500=S・ジョンソン(4分3秒29)
 ▼100障害=K・ハリソン(☆12秒34)
 ▼400障害=S・マクラフリン(★51秒41)
 ▼走り幅跳び=Q・バークス(7メートル06)
 ▼三段跳び=K・オージ(14メートル79)
 ▼棒高跳び=S・モリス(4メートル82)
 ▼砲丸投げ=C・イーリー(☆20メートル51)
 ▼やり投げ=K・ウィンガー(64メートル26)
 ▼円盤投げ=V・オールマン(66メートル92)
 ▼ハンマー投げ=B・アンダーセン(77メートル96)
 ★は世界新、☆は今季世界最高

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2022年6月27日のニュース