高木美帆 日本勢冬季1大会最多メダル4個獲得に「すごいありがたいこと…結果として獲れて良かった」

[ 2022年4月5日 14:55 ]

会見で笑顔を見せる高木美(撮影・木村 揚輔)
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 北京五輪の日本選手団主将を務め、金を含む4個のメダルを獲得したスピードスケートの高木美帆(27=日体大職)が5日、日本記者クラブで記者会見に臨み、北京五輪を振り返った。

 北京五輪を終えて、「3回のオリンピックとも、私にとっての意味合いや、価値が違ったなという風には感じているんですけど、平昌五輪と北京五輪では金メダルを獲りに行くっていう所では大きな違いはなかった」とコメント。「でも、北京五輪はスピードスケートって技とかそういうものがあるわけではないんですけど、自分の中で『こういう風に戦いたい』っていうのをはっきりと感じて、強く挑む姿勢っていうのを自分の中で持つことが出来た上で挑めた大会だったかなっていう風には感じていて、そこは平昌五輪とは違った点かなと改めて感じています」と振り返った。

 冬季五輪1大会で、日本人選手史上最多となる4つのメダルを獲得したことについて、「私の中で、メダルを何個獲れるかっていうのが目標だったわけではなかったので、出る種目1つ1つでどこまでいけるかっていうことに、ずっと焦点を当てていてその結果として4つのメダルを獲れたっていうことは、すごいありがたいことだったなっていう風に感じている」と話す高木。「そういった、『4つ(のメダルが)獲れたからやったー』って気持ちよりは、結果として獲れて良かったなという風に思ってます」と心境を明かした。

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