CASが裁定文書公表 ワリエワの出場継続認めた41ページ 祖父が薬の箱を持つ動画も証拠に

[ 2022年2月19日 05:30 ]

17日のフィギュア女子フリー、演技を終え顔を覆うワリエワ(撮影・小海途 良幹)
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 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は18日、ワリエワの北京五輪出場継続を認めた判断に関する41ページの裁定文書を公表した。

 同選手側は禁止物質トリメタジジンの意図的な摂取を否定し、祖父が常用する薬が混入した可能性を主張。祖父が練習の送迎を行い、昼食も一緒に過ごしていると母親が証言したほか、祖父が車内で薬の箱を持つ動画も証拠として示された。だが、薬の購入記録や処方箋などは示されていなかった。

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2022年2月19日のニュース