高木菜那転倒…日テレ・上重アナも絶叫「ここでもまた、神様のいたずら」「悪い夢であってほしい」

[ 2022年2月19日 18:24 ]

北京五輪第16日 スピードスケート女子マススタート ( 2022年2月19日    国家スピードスケート館 )

女子マススタートで転倒した高木菜那(AP)
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 18年平昌(ピョンチャン)大会で同種目の初代女王に輝いた高木菜那(29=日本電産サンキョー)は、1回戦2組で登場も、最終コーナーで転倒して決勝進出ならず。連覇の可能性がついえた。

 残り1周で先頭に立った高木菜だが、最終コーナー中間付近でバランスを崩して転倒。立ち上がってゴールまで滑りきったものの、中間でのポイントを獲得していなかったため、予選敗退が決まった。

 競技を実況中継していた日本テレビ系では、上重聡アナウンサー(41)が転倒した瞬間に「あーっと、また、ここだ。最終コーナー、高木菜那。ここでもまた、神様のいたずら。また最後のコーナー、高木菜那」と絶叫。「このマススタートでも再び転倒がありました」と加えた。さらに「決勝進出はなりませんでした。何か悪い夢であってほしい」と願望を口にするような一幕もあり、「また、同じような悪夢。最後のコーナー。なにかパシュートのトラウマではないですが、頭に残っていたのか。同じようなところでした」と伝えた。途中カメラが、観客席で観戦していた妹の高木美帆を映す場面もあった。

 平昌では団体追い抜き(パシュート)と合わせ、冬季五輪で日本女子初の金メダル2個を獲得する快挙を成し遂げた高木菜。1500メートルでは同走者との接触により失速して8位、団体追い抜きでは残り60メートルで転倒する不運に見舞われ、銀メダルにとどまった。集大成と位置付ける大会の最終種目に臨んだが、団体追い抜きとほぼ同じ場所で転倒。三たびアクシデントに見舞われる形で3度目の五輪を終えた。

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